ホクレンディスタンスチャレンジ(深川大会)
期日:2008年6月11日(水)
会場:深川市陸上競技場(北海道)
ホクレンディスタンスチャレンジ第3戦の深川大会が11日行われ、5000m、10000mの各種目に出場しました。
夕刻からの競技開始ということもあり、絶好の条件の中で日本選手権の標準記録突破を目指し走りました。
5000mC組には原田選手が出場し、自己記録には及びませんでしたが今季ベストとなる14分28秒28で4位に入りました。
続く5000mB組には、前田、中尾、田口の3選手が出場しました。田口選手は前半から積極的に好位置をキープし自己記録更新を狙いましたが終盤失速する結果となりました。
中尾選手、前田選手も先頭集団でレースを進め、中尾選手が残り1000mあたりから抜け出し3人の争いに絞込み、最後は渾身のスパートで後続を振り切り1着でゴールしました。前田選手も粘りの走りを見せ今季の自己ベストを更新しました。
10000mB組には糟谷選手が出場しましたが、前半からレースの流れにうまく乗ることができず、今季のベストは塗り替えたものの自己記録からは大きく離れる結果となってしまいました。
5000mA組には、白柳、鷲見、佐藤の3選手が出場。20時25分のスタートということもあり気象条件は申し分なく、日本記録保持者の松宮選手(コニカミノルタ)も出場し、レースは白熱しました。
3000mまで集団が崩れることなく8分19秒で通過し、3選手も集団の中でレースを進めていましたがここから一気にペースが上がり先頭集団に残ったのは、佐藤選手のみ。最後は松宮選手の鮮やかなスパートに振り切られましたが、佐藤選手は今季ベスト(自己2番目)で6位。白柳選手も5000mで今季初の13分台をマークしました。鷲見選手は士別大会の1500mにつづく標準記録突破を目指しましたが、惜しくも記録突破はなりませんでした。
26日から開催される日本選手権に中尾、山本、鷲見、佐藤、千葉の5選手が出場を予定しております。暖かいご声援よろしくお願いします。

佐藤選手

白柳選手

鷲見選手

中尾選手

前田選手

田口選手

原田選手

糟谷選手

男子5000m Bでトップを奪った中尾選手
白柳選手
2レース走りましたが、10000mは自分のイメージしていた走りに近づくことができませんでした。5000mでは良い感触が掴め、2レース共に今季のベストを更新したのでプラスに考え、15日の札幌ハーフでの走りにつなげたいです。
糟谷選手
毎年この時期は走れておらず、自分の体質改善やこの悪い流れを変えていかないといけないと感じています。
中尾選手
今回はあまりタイムは良くありませんでしたが、勝つことに重点を置いて挑んだレースだったので、とりあえずトップでゴールできて一安心です。このまま故障せずしっかり練習をこなし、メインとなる日本選手権で上位入賞できるように高い意識を持って取り組んでいきたいと思います。
鷲見選手
深川大会の5000mは、8日の士別大会の疲労もありコンディション的には不安がありましたが、今季セカンドベストで走れ、基礎的な力がついてきた事を実感しています。今後は基礎となる持久力や日本選手権へ向けてスピードの強化を図って行きたいです。そして総合的にワンランク上の選手を目指して行きたいと思いますので、応援の方宜しくお願いいたします。
佐藤選手
今回のレースはまずまずの結果だと思います。今現在の力を把握することができました。日本選手権までの残された日数を調整して最高の走りができるように頑張ります。
原田選手
ホクレンでは最低限の目標としていたタイムはクリアすることができました。いい感じが掴めてきたので、これからしっかりと走り込んで、次の試合ではベストを更新したいと思います。
田口選手
前半はリラックスして走れましたが、3000m過ぎから動きが硬くなってしまい後半ペースアップできずに自己記録の更新がかないませんでした。これからも応援してくださる方々の期待に応えられるように練習を積み重ねていきたいと思います。
結果・個人記録は
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