第68回びわ湖毎日マラソン
13.03.04
第68回びわ湖毎日マラソン兼モスクワ世界選手権代表選考会
期日:2013年3月3日(日)
場所:皇子山陸上競技場発着(滋賀県大津市)
3月3日(日)に滋賀県大津市にて第68回びわ湖毎日マラソンが開催され、当社陸上部からは山本・糟谷・塩田の3選手が出場しました。
スタート直後の山本選手(写真中央)
今年8月に開催されるモスクワ世界選手権のマラソン代表選考会を兼ねた今大会は、国内外から多数の有力選手が出走し世界選手権派遣設定記録の2時間8分切りを目指してスタートしました。
レースはペースメーカーが1km3分ペースで先導する予定でしたが、強い北風と時おり小雪の舞う厳しい寒さもあり設定ペースよりもやや遅いペースでレースが進みます。
当社3選手は先頭集団の後方に位置取りし上手く風をよけながら余裕を持って10kmを通過しますが、初めてのマラソン挑戦となった塩田選手は15km手前あたりから徐々に集団から離れます。
先頭集団の最後尾でレースを進める山本選手と糟谷選手 初マラソンの塩田選手(中央)
折り返しを過ぎるとやや疲れの見え始めた山本選手も先頭から遅れ始めますが表情にはまだ余裕があり、ペースを落としながらもリズム良く自己記録の更新を目指します。
糟谷選手は一度集団から離れたものの、マイペースの走りで再び先頭集団に合流し30km地点を先頭集団で通過。2年ぶりの入賞を目指しますが、30kmを過ぎてペースメーカーが離脱すると各選手の駆け引きが始まり、疲れの見え始めた糟谷選手は徐々に遅れをとります。
24km地点付近の様子(左:糟谷 中央:山本 右:塩田)
集団から離れたあとも粘りを見せた山本、塩田選手は大きく失速することなく終盤に順位を上げ、山本選手は自己新となる2時間13分22秒(16位)、塩田選手は2時間14分10秒(19位)で初マラソンを走りきりました。
30km以降足が止まってしまい失速した糟谷選手は、自己記録に及ばず2時間16分47秒(31位)でのゴールとなりマラソンの難しさを痛感するレースとなりました。
ゴール後、現地に駆けつけた応援団と記念撮影
当日は沿道から・テレビからたくさんのご声援をいただきありがとうございました。
今後ともトヨタ紡織陸上部へのご声援をよろしくお願いいたします。
【山本選手コメント】
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応援ありがとうございました。 自己ベストは出せましたがまだまだ低いレベルですので、より高いレベルでレースができるよう本番に繋がるトレーニングを考えて取り組んでいきたいと思います。またマラソンにチャレンジしますのでこれからも応援よろしくお願いいたします。 |
【糟谷選手コメント】
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ここ数年で最高の気持ちの高ぶりと集中で挑めたレースでしたが、スローペースにもかかわらず30kmまでしか先頭につくことができず不甲斐なさで悔しさがいっぱいです。 過去にも個人レースの結果でこれほど悔しさを感じたことはあまりなく、この気持ちさえ忘れなければ必ずリベンジできると思います。 これからも応援よろしくお願いします。 |
【塩田選手コメント】
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現地まで応援に来てくださった皆さん、ご声援ありがとうございました。 今回は初めてのマラソン挑戦で色々と勉強になることがありました。次からはもっと順位を意識したレースで、トップ争いに加わっていけるよう努力していきたいと思います。 これからも応援よろしくお願いします。 |
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