第21回金栗記念選抜中長距離熊本大会
12.04.09
第21回金栗記念選抜中長距離熊本大会 期日:2012年4月7日(土) 場所:熊本県民総合運動公園陸上競技場(熊本市)
レースの主導権を握り先頭を走るパトリック・ムトゥンガ選手
4月7日(土)春爛漫の熊本県民総合運動公園陸上競技場において第21回金栗記念選抜中長距離熊本大会が開催されました。
トラックシーズンの幕開けとなった今大会には当陸上部より5000m2組に白栁選手、3組にミカ・ジェル選手、新加入のパトリック・ムトゥンガ選手の3名が出場しました。
2組は前半から1000mを2分43秒、2000mを5分30秒と好記録を狙えるペースでレースが進みます。白栁選手も集団の中盤に位置取って流れを作りますが、3000m手前からのペースの変化に対応できず徐々に後退します。しかし、残り1000mでは走りに勢いが戻り13分台には届かなかったものの14分06秒で手応えを掴む走りをしました。
最後まで我慢の走りで粘り抜いた白栁選手
この大会のメインレースとなった3組ではパトリック・ムトゥンガ選手がスタートから主導権を握りレースを引っ張ります。前半は周囲の選手を警戒し自嘲気味に走っていたというパトリック・ムトゥンガ選手は3000m手前から一気にギアチェンジ。後続を徐々に引き離し独走態勢を築きあげます。自己記録の13分19秒にはわずかに届かなかったものの13分21秒36でデビュー戦を優勝で飾りました。
同組に出場のミカ・ジェル選手は2000m辺りからポジションを下げ最後まで精彩を欠き苦しい初戦となりました。
デビュー戦を優勝で飾ったパトリック選手(左)と粘りを見せるミカ・ジェル選手(右)
この大会を皮切りにトラックシーズンに入っていきます。より多くの選手が自己記録を更新できるよう頑張って参りますので今後とも変わらぬご声援を宜しくお願いいたします。
【ムトゥンガ選手コメント】
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今年度からトヨタ紡織に入ったパトリック・ムトゥンガ・ムウィキャです。チームの力になれるよう頑張ります。 デビュー戦で優勝できてとてもうれしいです。もっともっと記録を伸ばせるよう頑張りますのでたくさん応援してください。よろしくお願いします。 |
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