第67回びわ湖毎日マラソン
12.03.05
第67回びわ湖毎日マラソン
期日:2012年3月4日(日)
会場:皇子山陸上競技場発着(滋賀県)
3月4日(日)、滋賀県大津市皇子山陸上競技場を発着とする第67回びわ湖毎日マラソン大会が開催され、当社からはキャプテン山本選手が出場しました。
本大会は、ロンドン五輪マラソン男子代表の最終選考レースということもあり、国内外から多くの有力選手が出場し注目の集まる試合となりました。
当日はスタート2時間ほど前から雨が降り始め、風は弱いもののやや肌寒く感じる気候条件の中スタート。
入りの2kmは6分10秒前後とゆったりとしたペースで入りましたが、その後はペースメーカーが1km3分の安定したペースで集団を牽引します。
レースが進むにつれ、徐々に選手が脱落し始め50人程の集団は30人弱にしぼられていきますが、山本選手は集団後方で上手く流れに乗り、15km、20kmと余裕を持って通過、後半に備えます。
24km地点、山本選手は集団最後尾
中間地点を1時間3分44秒で通過した山本選手でしたが、徐々に脚が疲れ始め表情も厳しくなります。
25kmでペースメーカーが離脱するとケニア人選手がペースを上げ集団がばらけ始めます。余裕のない山本選手は
遅れをとり後半戦は苦しい走りとなります。
厳しい表情の山本選手(左:39km地点 右:ゴール手前)
過去2度のマラソン挑戦ではともに途中棄権しているだけに、今回は何としてでもゴールしようと気持ちで体を動かし、最後は歩くようなペースになりましたが2時間22分34秒の69位で初のマラソン完走となりました。
優勝は終盤一人旅で逃げ切ったドゥング選手(愛知製鋼)。40km以降猛烈に追い上げを見せた山本選手(佐川急便)がトラック勝負で中本選手(安川電機)をかわし日本人トップとなりました。
後半の走りに大きく課題の残るレースとなりましたが、マラソンの難しさを体感した山本選手は次のマラソン挑戦に向け収穫の多いレースとなりました。
今後ともご声援よろしくお願いします。
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