第65回名岐駅伝競走大会
11.01.31
第65回名岐駅伝競走大会
期日:2011年1月30日(日)
会場:大垣城ホール前スタート~岐阜県庁~岐阜駅~一宮市役所~中日新聞社前ゴール
中部実業団駅伝、ニューイヤー駅伝と続いてきた駅伝シーズンもいよいよ最終戦、65回目の開催となる中部地区最古の駅伝、「名岐駅伝」が大垣市から名古屋市を舞台に開催されました。
大会当日は前夜からの激しい寒波の影響で、スタート地の大垣市では雪に見舞われ、前半区間の選手は雪の中のレースと非常に厳しい条件でした。
今大会では、ニューイヤー駅伝で優勝したトヨタ自動車が主力3選手(尾田・高林・ツォー)を起用せず、各チームの力が拮抗し目まぐるしく順位の入れ替わる大混戦のレース模様となりました。
1区を任された山本選手は、悪条件の中リズムの良い走りで先頭集団でレースを進めましたが、後半は強風と寒さで思うように体が動かず先頭から15秒遅れの3位でタスキ渡し。トップを追いかけ勢いよくスタートした2区中尾選手も、寒さでスピードを出し切れず4位に順位を落としました。
悪条件のなか厳しいレースとなった1区山本選手(左)と2区中尾選手(右)
3区はキャプテン白栁選手。1週間前の都道府県対抗駅伝に静岡県代表として出場し、連戦となった白栁選手でしたが、序盤から持ち前のスピードを活かし区間賞の走りでチームを2位へと躍進させました。先頭を走るトヨタ自動車との差は27秒。
続く4区では多くのチームが外国人選手を起用し、激しい首位争いが展開されました。ミカ・ジェル選手も首位を狙う積極的な走りをみせトヨタ自動車をかわしますが、中盤でNTN・愛三工業・スズキ浜松ACに追い越され4位での中継となりました。
スピードを活かし順位を上げる白栁選手 寒さ対策をしてレースに臨むミカジェル選手
レース後半、距離変更により最短区間となった5区を走るのは柴田選手。順位こそ6位まで落としましたが、先頭との差は15秒と完全に射程圏内に捕らえてアンカー糟谷選手に中継します。
アンカーにタスキが渡った時点で、NTN、スズキ浜松AC、愛三工業、トヨタ自動車、愛知製鋼、トヨタ紡織の6チームが15秒以内と大混戦のアンカー争いとなりました。
トヨタ自動車(内田選手)と激しい争い(柴田選手) 必死に前を追うアンカー糟谷選手
アンカー糟谷選手は必死の追い上げで3つ順位を上げましたが、トップにはあと一歩届かず、21秒差で優勝を逃す3位でのゴールとなりました。
地元開催の大会ということもあり、大会当日はたくさんの方々が応援に駆けつけて下さいました。沿道からのご声援、本当にありがとうございました。
さらなる飛躍を目指し、日々の練習に取り組んで参りますので今後ともトヨタ紡織陸上部へのご声援をお願いいたします。
大会終了後、応援団の皆さんと記念撮影
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