第213回日体大長距離記録会結果
10.12.06
大会名:第213回日体大長距離記録会 開催日:2010年12月4・5日(土・日) 場 所:日体大健志台グランド(神奈川県)
12月4~5日(土・日)に第213回日体大長距離記録会が開催され、トヨタ紡織陸上部からは4日の10000mに7名、5日の5000mに2名の選手が出場しました。10000mのレースは、若干気温が低かったものの風も無く絶好のコンディションの中行われ、好調の続く塩田選手が気合の走りでまたも自己ベストを更新しました。
多数実業団チームが集まった10000mのレース
10000m9組目には原田、畔栁、宮城、田口の4選手が出場。レースは序盤からスローな展開が続き、宮城選手が集団中盤あたりで5000mを14分42秒で通過。原田、畔栁の両選手がそれに続きます。集団の後方を走っていた田口選手は5000m手前から徐々に遅れきつい表情が見え始めます。
7000mあたりから集団がばらつき始めると、うまくペースアップに対応できず原田、畔栁選手も遅れ始め、宮城選手も必死に前を追いましたがペースが上がりきらず後半失速する形でのゴールとなりました。
苦しい走りの原田選手(中央)と畔柳選手(後方)
10000mの最終11組目には柴田、山本、塩田の3選手が出場。スタートから愛知製鋼のケニア人2選手が飛び出し、それに数人の日本人選手を含めた先頭グループと、10秒ほど離れた日本人集団と2つのグループに分かれトヨタ紡織の3選手は後方グループでレースを進めます。
積極的な走りをみせる柴田選手(右から2番目)
後方集団の中盤にいた柴田選手は4000mあたりから徐々にペースをあげ、集団の先頭に立ち5000mを14分13秒で通過します。集団後方の山本・塩田2選手は14分18秒で5000mを通過。柴田選手は良いリズムで集団をひっぱりますが6000m過ぎから疲れが見え始め徐々に後退していきます。一方集団の後半にいた山本、塩田両選手はうまく集団の中でレースを進め落ちてくる選手をかわしながら粘りの走りをみせ、9000mを26分53秒で通過。塩田選手はラスト1000mを2分43秒までペースを上げ、前回の八王子ロングディスタンスで出した記録をさらに更新する自己ベストタイムでゴールしました。山本選手もラストスパートで塩田選手に離されたものの、今季自己最高タイムでゴールしました。
ラストスパートする塩田選手(ゼッケン17)と山本選手(塩田選手後方)
日曜日に行われた5000mには高卒2年目の林選手と高卒ルーキーの鈴木選手の若手2選手が出場。序盤からスローペースで思うようにペースが上がりませんでしたが、最後まで粘りきり両選手ともわずかに自己ベストを更新するタイムでゴールしました。
今大会で年内出場予定のトラックレースはすべて終了です。2011年最初の試合であるニューイヤー駅伝まであと4週間弱。しっかりと結果が残せるように頑張っていきますので今後ともトヨタ紡織陸上部へのご声援宜しくお願いいたします。
【塩田選手コメント】
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今回の日体大記録会でまた自己ベストを出せてよかったです。連戦でも走れるタフさや自力がついてきていると思うのでニューイヤー駅伝では更に良い走りができるよう練習を積んでいこうと思います。 |
【林選手コメント】
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今回の大会では14分20秒切りを狙っていただけに悔しさの方が大きい結果となりました。 このレースでの課題は積極性が足りなかったことです。 これからもしっかりと練習を積み、自信を持って攻めた走りができるようにしていきます。 |
【鈴木選手コメント】
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日頃から陸上部を応援してくださりありがとうございます。 皆さんの応援のおかげで少しではありますがベストを更新することができました。これに満足することなく更に上を目指していきますのでこれからも応援宜しくお願いします。 |
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