ぶろぐ駅伝
1月ブログ企画-聞谷選手編-
1月のブログ企画
『駅伝シーズンを振り返って!』
を担当するのは…
聞谷選手です。
昨年のニューイヤー駅伝で感じた課題をこの1年間で克服するために様々な取り組みをしてきました。
基本的なスピードやスタミナの強化はもちろんのこと、記録会のようなタイムを狙うレースだけではなく、グランプリレースなどの順位を争うレースに積極的に参加し、勝負勘を磨いてきました。
その結果、5000m,10000m,マラソンの3つの種目で自己記録を更新することができ、自信をつけて駅伝シーズンを迎えることができました。
先日行われたニューイヤー駅伝では自分の強みである持久力を活かして後半勝負の落ち着いたレース運びをしようと考えていました。
しかしレース当日は台風並みの強風で、出走した4区は強い追い風が吹きました。
その結果、ハイペースなレース展開になり自分の強みを生かせず平凡な走りに終わってしまいました。
エース区間である4区には日本を代表するようなランナーが集まります。
その区間で戦うためにはまずは基本的なベースアップが不可欠だと肌で感じました。
また長距離界全体のレベルアップと共に、駅伝の高速化が進んでいます。
そこに対応していくためには得意のスタミナ面を活かしつつ、より速いペースで走り抜くためのスピードが必要となります。
現在は年間を通してマラソンのための持久的なトレーニングを多めにこなし、スピードトレーニングは動きを作る程度にしか行っていませんが、どこかで折り合いをつけてこの高速化に対応できるようにしていかなければならないと感じました。
駅伝シーズンが終わり、これからは個人としてマラソンで戦っていくことになります。
目標となるレースに向けてこれからも練習に励みたいと思います。