ぶろぐ駅伝
8月ブログ企画-蟹沢選手編-
8月のブログ企画
『失敗から学んだこと』
を担当するのは…
蟹沢選手です。
これまでの競技人生の中で失敗してしまったレースは多くありますが、今回は私が初めて大舞台で失敗をしてしまった時のことを書きます。
それは大学1年生の時の箱根駅伝です。
個人としてもチームとしても初出場だったので、これから箱根駅伝を走るという実感があまり無く、直前までほとんど緊張感がありませんでした。
出場できるということ自体に喜びを感じてしまい準備も怠っていたと思います。
レース直前になり、急に「これから走るんだ」という実感が湧いてきて強い緊張感に襲われました。
走り始めてからも緊張は解けず、予選会よりも遥かに遅いタイムでのゴールとなりました。
持ちタイムで負けているという気後れと準備不足から来る不安が重なり、悪い結果に結びついてしまったのだと思います。
このレースを機にしっかりと準備をすることがレース当日の自信になるということを改めて実感しました。
当たり前のことではありますが、準備の段階である程度結果は決まってきます。
試合当日はこれまで練習等でやってきたことをどれだけ出し切れるかです。
例え持ちタイムで負けていたとしてもしっかりと準備できていれば自分の走りはできるはずですし、チャンスも回ってきます。
この大舞台での失敗を糧にして生活していきたいです。