ぶろぐ駅伝
8月ブログ企画-大池選手編-
8月のブログ企画
『失敗から学んだこと』
を担当するのは…
大池選手です。
陸上長距離は質(スピードを上げたインターバル走)と、量(距離走やJOGなどの距離を踏む)を意識して練習に取り組んでいます。
夏の合宿では質も高く、量も増やした練習を行っていますが、過去に量に関して失敗したことがあります。
実業団に入社して数年は、量を増やそうと、全体で行う練習以外にJOGの量を増やしていました。
当時、夏の北海道合宿が終わったあともJOGの量を増やしていましたが、合宿を終えて10日後くらいから体が思うように動かなくなり、調子が急激に落ちてしまいました。
それ以降も調子はなかなか上がらず、試合に合わせることができなくなっていました。
調子が落ちた原因は、合宿で練習の量が増え体が疲れている中、休息期間を設けずJOGの量を増やしていたため、体の張りが取れず疲労が溜まってしまい思うように動かなくなってしまったと考えました。
そこで調子を維持するために、合宿など短期間で練習量が増えた際は3日間ほど休息期間を作り、JOGの量を減らして疲労回復につとめるようにしています。
休息期間を設けることによって、合宿後の試合にも調子を合わせることができるようになりました。
強くなるために量を増やしていくことは大事なことですが、練習のバランスを考えずにただ量を増やしてしまうと、オーバーワーク気味になり調子が悪くなってしまいます。
そこで当時の経験をいかし、現在では練習の流れを考えながら練習量の調整をしています。