ニューイヤー駅伝にかける選手達の想い
08.12.16
第3弾は、大会も間近に迫った選手たちに大会への意気込みを聞いてみました。各選手のニューイヤー駅伝にかける想いが熱く伝わります。
個性派チームをまとめるキャプテン白栁選手 |
佐藤新体制のもとチームの主将に抜擢された白栁選手。ふだんは物静かなキャプテンもいざ練習になるとリーダーシップを発揮する。背中で語る白栁選手がチームをまとめ中部実業団駅伝の優勝に大きく貢献したのは言うまでもない。ニューイヤー駅伝に向け更に士気を高める。 |
| キャプテンとして信頼される走りを |
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今年度はチームが新体制となり、練習の方法が変わったり、初動負荷トレーニング導入やメンタルトレーニングを取り入れたり、とても新鮮で充実していました。その変化の中で自分自身もどのような結果が出せるか楽しみですし、これまでで最高の結果を出せる自信もついてきました。
ここ1、2年納得のいく走りができていませんでしたので、キャプテンとしても今まで以上にチームに貢献したいという気持ちを強く持っています。中部実業団駅伝で優勝できたように一 人一人が任せられた区間を責任持って走ることができれば優勝争いに絡んでいける力はあると思います。
これから試 合に向けて更に調子を上げていき、みんなから「白栁が走 る区間は大丈夫」と信頼される状態に仕上げていきたいで す。試合では前半から積極的に攻めた走りをしたいと思い ます。
強いと言われる選手は大きな試合で確実に結果を残しています。ニューイヤー駅伝でしっかりと結果を残して、マラソンに繋げていきたいです。応援よろしくお願いします。
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チームのエースに成長した中尾選手 |
この優しい笑顔のどこから沸いてくるのだろう ・・・内に秘めた闘志で今季チームのエースに成長した中尾選手。ニューイヤー駅伝はトヨタ紡織として初の参加となるが、10月に開催された世界ハーフマラソンでの5位は記憶に新しい。その後の中部実業団駅伝や国際千葉駅伝( 日本代表)など立て続けに好成績をマークしてきた。
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| ”勝つイメージ”を持つことが大切 |
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トヨタ紡織としては初のニューイヤー駅伝出場となります。レースには2008年に経験した全てを活かして09年の元日は「 最高」のパフォーマンスが出来るようにしたいと強く思っています。 大会までの限られた時間の中でやるべきことは、とにかく”勝つイメージ”を持つことだと思っています。勝つイメージと練習での走りの感覚が一致した時、それが自信となり意識も高まってきます。一日一日を集中して良い感覚を掴めるように取り組み、その意識がチームのメンバーにも伝わっていけば結果として表れてくると思います。
レースでは人との戦いというよりも自分との戦いだと思います。一瞬の気の緩みが大きな差へと繋がるので、どこまで自分に厳しくできるかがカギとなってきます。
2009年は、今年度達成できなかったマラソンで成功したいと思っています。今や世界のマラソンは2時間3分台の時代です。世界と戦うために10000mで27分台の力をつけてマラソンに活か せるように取り組んでいきたいと思います。それに向けての第一歩がニューイヤー駅伝だと考えています。全力で挑んでいきますので、元日の応援よろしくお願いします。 |
豊富な経験を活かしチームに流れを呼び寄せられるか山本選手 |
中尾選手とは同年代でチームのリーダー的存在 。05年には世界ハーフマラソン出場など経験は豊富。08年のニューイヤー駅伝では最長区間の2区を走りチームの順位を押し上げる走りを見せてくれた。各チームのエースとどこまで勝負できるかに期待が膨らむ。 |
| 気持ちを途切れさせず集中して走り抜く |
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これまでのニューイヤー駅伝は外国人選手に頼ってきた駅伝 でしたが、今大会から距離の変更もあり日本人選手の力も大きく影響してくる駅伝になったと思います。
大会に向けては、体調管理はもちろんですが、常にチームメ イトに良い刺激を与えられるように日ごろの練習も考えながら 取り組んでいきたいです。
自分自身の走りは長い距離に力を発揮できると思いますが、どの区間であっても集中し気持ちが途切れることなく走れば必ず結果に結びつくと思います。
今年度は思うような結果が全く残せなかった年でもあるので 、ニューイヤー駅伝を機に個人レースでも大きく飛躍できるような年にしていきたいです。
チ ームの目標順位に近づけるよう応援してくださる方々や チームメイトのために走りたいと思います。 |