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2013ニューイヤー駅伝特集②  ~榎木監督インタビュー~

12.12.19

 

2013ニューイヤー駅伝特集②

 

~ 榎木監督インタビュー ~

 

 

 

 

 特集第2弾は、指揮官2年目となる榎木監督インタビューを掲載します。

 

2011年4月からチームの指揮を執り、今回が監督として2回目のニューイヤー駅伝挑戦となる。1年目の前回大会は11位と3年連続で入賞を逃す結果に終わったが、11月の中部実業団駅伝では見事な采配で4年ぶりにチームを優勝へと導いた。

 

榎木監督に中部地区王者として臨む今大会へかける思いを語ってもらいました。

 

 

 Q.指揮官1年目として臨んだ前回大会は11位という結果でしたが、反省点や苦労したことなどはありますか?

 

A.前回のニューイヤー駅伝については、まず自分の指導力不足の結果だと受け止めています。大会直前に故障者が出たり、若手選手の底上げを図れずチーム内の競争力を上げることができなかったことが反省点です。

しかし11位という結果の中にも3選手が区間8位以内と次に繋がる走りをしてくれたので、その辺りは今大会にも活かしていけると思います。

 

Q.11月の中部駅伝では4年ぶりの優勝を果たしましたが勝因は何ですか?

 

A.年間を通してチーム内に競争意識を持たせ、若手選手が着実に力をつけてきた結果、主力選手にも刺激が入りチーム力の底上げが出来た点が大きいと思います。

レースでは走るべき選手が確実に仕事をし、前半から主導権を握って進められたことで後半区間に気持ち的な余裕を与えられ優勝に繋がったと思います。

 

 

2013ニューイヤー駅伝特集

 

 

2013ニューイヤー駅伝特集

Q.中部予選を終えて、ニューイヤー駅伝までにさらに高めたい部分や改善点はありますか?

 

A.中部駅伝では前半区間での良い流れが優勝に繋がりましたが、後半3区間は後続チームに詰められ課題が残りました。

ニューイヤー駅伝ではチーム数も多くレベルも高くなるので1区間の取りこぼしが命取りになります。各選手の力の差がなくなるよう底上げを図り、全員が区間一桁順位でまとめられるようチーム力向上に努めたいと思います。

 

Q.今年のチームをみて、昨年と変わったなと感じるところはありますか?

 

A.日頃の練習での競争意識が高くなり、より質の高い練習が出来るようになりました。また年間を通して故障者が少なかったので継続した練習を積むことが出来ました。

 

Q.今大会のキーマン、また勝負どころなどあれば教えて下さい。

 

A.今年は椎谷の成長が際立っていて、5000m・10000m・10マイルの3種目で自己記録を更新しエースとしての存在感が出てきました。前回大会は4区で流れを切ってしまい悔しい気持ちがあると思うので、主要区間で2年分の気持ちをぶつけてもらいたいです。今季加入のパトリックにもトラックでのスピードを活かし、2区で先頭もしくは先頭争いをする位置でタスキを繋いでくれることを期待しています。

5区までにどれだけ上位で走れるかがポイントだと思いますので、前半勝負の布陣を考えています。

 

Q.ずばり、今大会の目標は?

 

A.ここ3年間入賞を逃しているので、最低限8位入賞はクリアしたい。目標は先頭争いに加わりながら当チームの過去最高順位の5位(01年、07年)以上を狙っていきます!

 

選手・スタッフが一つになり全力で勝負しますので、皆さんの熱いご声援をお待ちしております。

 

 

 

 

2013ニューイヤー駅伝特集

 

中部駅伝優勝で、報道陣のインタビューに答える榎木監督