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2013ニューイヤー駅伝特集① ~コース紹介~

12.12.15

 

 

2013ニューイヤー駅伝特集①

 

~ コース紹介 ~

 

 

 

 

 1957年に開催が始まった全日本実業団駅伝。当初は三重県伊勢市で開催されていましたが、道路事情の悪化もあり1986年には滋賀県彦根市に、1988年からは群馬県前橋市へと会場を移してきました。

 

2001年からは群馬県の主要都市をぐるっと1周繋ぐコースへと変更され、総距離は100km。アップダウンが少なく走りやすい点もありますが、最短区間8.3km、最長区間22.0kmと区間ごとに距離の違いが大きく選手配置が難しいところ。また、冬の群馬県は赤城山や榛名山、妙義山から吹き降ろす上州名物空っ風が吹き荒れ、毎年選手たちを苦戦させています。

 

ニューイヤー駅伝特集の第1弾は、熱戦が繰り広げられる全7区間を昨年出走の7選手の声とともに紹介します!

 

 

 

【1区・12.3km  群馬県庁~高崎市役所】

ニューイヤー駅伝2012

前回1区 塩田選手

(区間7位)

 1区はその後の展開を左右する重要な区間。近年は前半スローペースで、終盤のラスト勝負で集団が崩れるという展開が続いている。ラストスパートは混戦となるが、ここでの出遅れは致命傷。

 

<コースの印象は?>

1区は風が強く直線の長い単調なコースです。終盤のアップダウンが唯一のポイントになります。

<勝負どころは?>

ラスト2kmの上り坂です。それまでの10kmのあいだにも選手同士の揺さぶりがありますが、そこで足を使ってしまうとラストで勝負ができないので、レースの流れをよく見極める力が必要な区間だと思います。

<見所は?>

終盤のスパート合戦で集団が動く瞬間が見所です!

 

【2区・8.3km  高崎市役所~前橋市公田町】

ニューイヤー駅伝2012

前回2区 ミカ選手

(区間13位)

 最短区間2区はインターナショナル区間で外国人選手はこの区間のみ出走可能。距離は短いが毎年10名以上の外国人が出走し、スピード感ある走りで順位が大きく変動する。

 

<コースの印象は?>

フラットなコースで走りやすいです。風も追い風になることが多くスピードに乗りやすいです。

<きついところは?>

外国人選手が多く、前半からハイペースになるので後半の粘りがポイントです。

<見所は?>

距離が短いのでスピード感ある走りに注目して下さい!

 

【3区・13.6km  前橋市公田町~伊勢崎市役所】

ニューイヤー駅伝2012

前回3区 山本選手

(区間5位)

 比較的距離の短いスピード区間。力のある選手が出走することが多く前半の重要区間でもある。次の最長区間に良い流れで渡せるかどうかはこの区間の出来次第。

 

<コースの印象は?>

起伏がなく走りやすいのでスピード区間だと思います。どの選手も前半から積極的な走りをするので後半の我慢が重要だと感じました。

<きついところは?>

最後に唯一のアップダウンがあり、中継所が見えてからも思っている以上に距離があって精神的にもきついです。

<見所は?>

決して長い区間ではありませんが、スピード感もあり順位の入れ替わりが激しい面白い区間です!

 

【4区・22.0km  伊勢崎市役所~太田市役所】

ニューイヤー駅伝2012

前回4区 椎谷選手

(区間21位)

 最長区間の4区はハーフマラソン以上の距離を走る過酷な区間。各チームのエース・日本代表級のランナーが集い毎年熱戦が繰り広げられる大会の山場区間だ。

 

<コースの印象は?>

距離が長く平坦な直線が続きますが、高林交差点を左折してからのラスト3kmが向かい風に変わるので、そこからの踏ん張りが非常に重要なコースだと感じました。

<きついところは?>

向かい風になるラスト3kmですね。ここをうまく走りきれば区間上位の走りはできると思います。

<応援してもらいたポイントは?>

20km地点。終盤の勝負どころですし、沿道からの声援がすごく力になりました!

 

【5区・15.8km  太田市役所~桐生市役所】

2013ニューイヤー駅伝特集

前回5区 糟谷選手

(区間19位)

 5区はだらだらと続く上り坂に加え、空っ風を真正面から受けるもっともタフな区間。この区間でしっかりと粘れるかどうかで順位が大きく変わる。

 

<コースの印象は?>

全体的に上りで、風が吹けば向かい風になるタフなコース。レースも終盤に入りチームの位置によって流れが大きく変わってくる区間だと思います。

<きついところは?>

前半はほぼ平坦な感じですが、松原橋を越えた後からは中継所までダラダラと登り続けきついポイントが続きます。

<応援してもらいたいポイントは?>

5区は松原橋までいかに余裕を持っていき、後半のタフなコースに自分を追い込みきれるかが重要な区間。そんな後半に応援の声があれば選手も頑張れます!

 

【6区・12.5km  桐生市役所~伊勢崎市西久保町】

ニューイヤー駅伝2012

前回6区 田口選手

(区間25位)

 つなぎの区間と思われがちだが、カーブが多く細かなアップダウンもあり、リズムがつかみにくい難コース。最終区に良い位置で渡すためにも外せない区間。

 

<コースの印象は?>

大きな起伏はなくゆるやかな下り坂もあるので走りやすいですが、カーブが多くペースを掴みにくいコースでした。

<きついところは?>

10km~12km。10km過ぎから少し上り始め、12kmあたりまで全体的に上っています。終盤になっての上り坂はかなりきつかったです。

<応援してもらいたいポイントは?>

5km付近・10km付近など節目のポイントで応援してもらえると、距離の目安にもなり頑張れます!

 

【7区・15.5km  伊勢崎市西久保町~群馬県庁】

ニューイヤー駅伝2012

前回7区 白栁選手

(区間4位)

 群馬県庁へ戻るアンカーは順位を決める重要区間。近年は数チームによるラスト勝負が繰り広げられ、スピード・勝負強さが要求される。

 

<コースの印象は?>

起伏はほとんど無くゴールに向けて一直線なので走りやすいです。去年は微風でしたが、向かい風が吹くことが多く苦しめられます。

<走る上でのポイントは?>

次が無い区間なのでひとつでも前の順位でゴールできるよう、ラストで勝つレースができるかがとても大事になってきます。

<見所は?>

やはりアンカーの見所はゴールの瞬間!最後の最後まで見逃せません!