第228回日体大長距離競技会
12.12.03
第226回日体大長距離競技会
期日:2012年12月1日(土)、2日(日)
場所:日本体育大学健志台グランド(神奈川県)
12月1日(土)、2日(日)に日体大健志台キャンパスにて第228回日体大長距離競技会が開催され、5名の選手が今季最後のトラックレースに挑みました。
1日(土)の10000mには12組目に柴田・田口の2名、最終レースの13組目に白栁・ミカの2名がそれぞれ出場。
絶好の天候条件の中スタートした12組目、2分55秒をやや切る安定したペースでレースが進みます。
集団の中盤で落ち着いた走りをみせる田口選手に対し、柴田選手は3000mあたりから苦しい走りとなります。
先頭からは遅れたものの、終盤まで粘りの走りをみせた田口選手は4年ぶりとなる自己ベストを更新しました。
自己ベストを10秒以上更新した田口選手
続く13組目は序盤からミカ選手が先頭に立ちレースを進めます。白栁選手も集団に食らいつきますが徐々に集団の後方へと後退。
5000m過ぎにペースが上がるとミカ選手は2・3番手に下がりますが、その後もぴったりと先頭に付き勝機を伺います。
最後はゲブラシラシェ選手(東京国際大)のスパートに敗れ2着のままのゴールとなりましたが、終始安定した走りで好調をアピールしました。
白栁選手は後半も大きく崩れることなくペースを刻みますが、自己ベストには届きませんでした。
2日(日)に開催された5000mでは最終37組にパトリック選手が出場。
レースの行われた20時35分には夕方から降り始めた雨が一気に強くなり、極寒の中でのスタート。
10名ほどのケニア人集団が飛び出し、最初の1000mを2分41秒とまずまずのペースで入りますがその後徐々にペースダウンしてしまいます。
パトリック選手はペースを上げようと先頭に出て集団を引っ張りますが、雨の影響で思うようにペースを上げきれず3000mは8分16秒で通過。
あいにくの天候となった5000m37組には10名以上の外国人選手が出走
その後も先頭でレースを進めたパトリック選手は、ラスト1周の鐘が鳴ると一気に加速し後続を引き離します。
寒さで動かない選手が多い中、ラスト400mを59秒でカバーしたパトリック選手は2位に5秒差を着けてのゴールとなりました。
今後ともトヨタ紡織陸上部へのご声援をよろしくお願いいたします。
【田口選手コメント】
今年度最後のトラックレースで自己新を出すことができて嬉しい反面、もう少し良いタイムを狙っていたので悔しい思いもあります。 ニューイヤー駅伝まで残り1ヶ月、しっかりと体調を上げてもっと良い状態を作っていきたいと思います。 これからも応援よろしくお願いします。 |
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