第6回中京大土曜競技会　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　期日：2012年10月13日（土）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　場所：中京大学梅村競技場（愛知県豊田市）

 

 

 

10月13日（土）中京大学豊田キャンパスにて第6回中京大土曜競技会が開催され当社より11名の選手が出場しました。

 

10000ｍのレースは中部実業団陸上競技連盟との共催で実施され、多数の実業団選手が出場。

各チームとも約1ヵ月後に迫った中部実業団駅伝のメンバー選考を兼ねての出場で各レースとも緊張感のあるレースとなりました。

 

10000m2組目には糟谷・林・鈴木の3選手が出場。

3選手とも3'00/kmのペースで集団での走りを続けますが、3000m過ぎに天野選手（柳河精機）ら3名がペースアップするとこれに対応出来ず第2集団でレースを進めます。

その後も最後までペースが上がらないまま苦しい走りとなり3名とも自己記録更新には届きませんでした。

 

3組目には山本・宮城・塩田・田口の4名が出場し29'00切りのタイムを目指します。

ペースメーカーのジェームス選手（ＮＴＮ）が絶妙なペース配分でレースを牽引し、5000ｍを14'30で通過。4選手とも集団の中で余裕を持った走りをみせ宮城・田口選手は自己記録の更新と初の28分台に期待が膨らみます。

 

 

終盤、ペースメーカーを追う山本選手と塩田選手

 

山本・塩田両選手は苦しくなる終盤もぴったりとペースメーカーに付きペースをキープ。ラスト勝負で山本選手（スズキ浜松AC）にかわされたものの最後まで粘りの走りを見せた両選手はともに28分台でゴールしました。

中盤徐々に集団から離れた田口選手は、単独走になると粘りきれずペースを落としてしまい、自己記録まであと2秒と悔しい結果に。6000m以降腹痛で大幅にペースダウンした宮城選手は苦しい走りとなりました。

 

 

ミカ選手がペースメーカーをつとめる最終4組目には白栁・柴田・椎谷選手が出場。

スタート直後からツォー選手（トヨタ自動車）ら外国人選手が飛び出し、駒沢大学の2選手がこれに続きます。

第2集団でレースを進める椎谷選手はミカ選手をしっかりとマークし5000mを14'05の好タイムで通過、白栁選手は4000m以降徐々に遅れ始めるも14'12で通過し尾田選手（トヨタ自動車）らと前を追います。一方序盤から力みのあった柴田選手は2000m過ぎからペースについて行けず苦しい展開。

 

後半苦しい表情をみせた椎谷選手でしたが、ミカ選手の絶妙なペースメイクに助けられ自己記録を上回るペースを維持。外国人選手から遅れを取った駒澤大学の学生を追い上げます。ラスト1000mを2分45秒でカバーした椎谷選手は今季2度目となる自己記録更新を果たしました。

 

白栁選手は中盤以降引っ張る選手がいない中、しっかりと粘りを見せ今季ベストのタイムでゴールしました。

 

 

中部実業団駅伝前の最後のトラックレースとなった今大会では1名が自己記録を更新、4名が今季ベストタイムで走り駅伝に向け弾みをつけました。残りの1ヶ月間で中部実業団駅伝に向けさらに強化を図りチーム力を上げていきます。

 

中部実業団駅伝では昨年2位の雪辱を晴らし、優勝目指して頑張りますので今後ともトヨタ紡織陸上部へのご声援をよろしくお願いします。

 

　【椎谷選手コメント】

 

駅伝前最後のトラックレースということで気合を入れてレースに臨みました。レース中苦しい場面もありましたが、応援に来てくださった方々の声援が後押しとなり自己記録を更新できました。さらに良いコンディションで中部駅伝に臨めるよう精進していきますので、これからも応援よろしくお願いいたします。

 

　【塩田選手コメント】

 

会場まで足を運んで応援してくださった後援会の皆さんありがとうございました。故障明けの試合で不安もありましたが、今ある自分の力を精一杯出すことが出来、1ヶ月後の中部実業団駅伝に向けて弾みをつけることが出来ました。駅伝ではさらに良い走りができるよう頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします。

 

 

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