中部実業団駅伝結果
08.11.09
中部実業団駅伝
期日:2008年11月09日(日)
会場:下呂市金山振興事務所~馬瀬数河折返しコース(岐阜県)
7年ぶりの優勝で胴上げを受ける佐藤監督
11月9日(日)第48回中部実業団対抗駅伝競走大会が開催され、トヨタ紡織陸上部が実に7年ぶりに(トヨタ紡織に社名変更後初)優勝を飾りました。
開会式で健闘を誓う選手たち
佐藤監督の新体制で臨んだ今大会は、各チームの力が拮抗し混戦が予想されました。トヨタ紡織は、1区に世界ハーフマラソン5位の中尾選手を配置し、前半からリードを奪い区間賞の走りで主導権を握る理想的な展開で流れ出しました。続く2区の畔柳選手も積極的な走りで区間賞を獲得し、後続との差を更に広げました。
苦しみながらも最高の流れを作った中尾選手 中尾選手から畔柳選手へ連続区間賞の力走
3区のミカ・ジェル選手も各チームの外国人選手との争いの中で、区間賞こそ逃したものの2位との差を53秒にまで広げ4区の山本選手に繋ぎました。4区山本選手は、起伏の激しい難コースを落ち着いた走りで区間賞を獲得。トヨタ紡織の独走態勢を築きました。
ミカ選手も2位以下のリードを広げ独走態勢を築く 4区山本選手は難コースで区間賞の走りを見せる
5区中山選手は各チームのエースが揃う中、リードを守りきり6区の白柳選手へ。白柳選手もトヨタ自動車の追い上げを振り切り40秒差をつけてアンカーの鷲見選手に襷を繋ぎました。
5区中山選手も追い上げる後続との差を守りきる 優勝に向け最後の襷を繋ぐ白柳選手と鷲見選手
鷲見選手は、終始安定した走りで追いすがる後続を断ち切り、両手を挙げて7年ぶりに歓喜のゴールテープを切ることができました。
7年ぶりの優勝でゴールテープを切る鷲見選手
後援会をはじめ、日ごろから応援していただいている皆様の熱い気持ちと、選手たちの絶対に優勝するという強い気持ちがひとつになり優勝を勝ち取ることができました。この喜びをステップとしてニューイヤー駅伝では更に上のレベルで戦えるよう頑張っていきますので、今後ともご声援をよろしくお願いいたいたします。
表彰式を終えて喜ぶ選手たち(左)、後援会のみなさんと記念撮影(右)
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【佐藤監督コメント】 「ほぼ完璧」。優勝するならこれしかない!というレースを選手がしてくれました。また、後援会の皆様、補欠選手、スタッフが一丸となってサポートしてくれました。この一体感が生んだ7年ぶりの優勝といっても過言ではないと思います。今回の経験と今後への課題を融合させて、あと90日あまりに控えたニューイヤー駅伝において、優勝争いに絡む4位以内を目指して取り組んで行きたいと思います。今後もご声援宜しくお願い致します。
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写真提供:江口和貴/アジャンシー・ショット