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第51回中部実業団対抗駅伝競走大会

11.11.14

第51回中部実業団対抗駅伝競走大会
期日:2011年11月13日(日)
会場:下呂市金山振興事務所~馬瀬数河折返しコース(岐阜県)

 

 

11月13日(日)、第51回中部実業団対抗駅伝競走大会が岐阜県下呂市金山で開催されました。来年元旦に行われる全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の予選でもある今大会で、3年ぶりの優勝を目指し3区までトップを走りましたが、後半区間で逆転を許してしまい惜しくも2位となりました。

 

 

 

第1区にはキャプテン山本選手が出走。前半は各選手が揺さぶりをかけながらも集団での走りが続きましたが、6km過ぎに山本選手が仕掛けます。伊藤選手(トヨタ自動車)、村刺選手(YKK=北陸実業団)が食らいつき3人の先頭集団を形勢し後続との差を広げます。ラスト1km辺りで伊藤選手がスパートし山本選手は一度離されましたが、伊藤選手が疲れ始めたところを見逃さず一気に抜き去りトップで2区へ中継します。

 

2011中部実業団駅伝

 

第1中継所、トップでの襷渡し

 

最短区間(7.2km)の2区はもっとも傾斜のきつい難コース。昨年度から外国人選手は2区限定となり、各チームのケニア人選手たちが下呂の山をハイペースで駆け上がりました。ミカ選手はすぐに2位のツォー選手(トヨタ自動車)に追いつかれてしまいますが、上り坂では粘りの走りをみせ格上のツォー選手から大きく離されること無く4秒差の2位でタスキを繋ぎます。

2011中部実業団駅伝

 

3チームによる首位争い

 

各チームのエース格が集う最長区間の3区には移籍後初の駅伝となる椎谷選手が出走。中継後すぐに猛追する梅枝選手(NTN)に並ばれますが、そのままトップを走る熊本選手(トヨタ自動車)にも追いつき3チームによる首位争いとなりました。下呂の厳しい山道に苦戦し中盤離れてしまう場面もありましたが、持ち前の粘りで終盤に勢いを取り戻し、ラストスパートで2チームを振り切るとトップで中継所へ駆け込みます。

 

2011中部実業団駅伝          2011中部実業団駅伝

 

第3中継所、区間2位の走りで首位を奪還した椎谷選手から白栁選手へ

 

4区は昨年も同区間を走りチームを勢い付ける走りを見せた白栁選手。序盤から後続を引き離そうと勢い良くスタートし後続との差を広げていきますが、アップダウンの厳しいコースに阻まれ徐々にペースダウンすると、松本選手(トヨタ自動車)にかわされてしまい順位を落とします。その後も苦しい走りが続きましたが最後まで粘りをみせトップと26秒差の2位で5区へとタスキを繋ぎました。

5区は昨年同区間で区間賞の塩田選手。序盤からハイペースで入りトップとの差を一気に詰めて果敢にトップ奪取を狙います。快調に前を追った塩田選手でしたが、中盤で息切れしてしまい10km過ぎから大きくペースを落とし1分09秒差の2位で中継。

2011中部実業団駅伝       2011中部実業団駅伝

 

5区塩田選手(左)と6区糟谷選手(右)

 

6区はロードを得意とする糟谷選手。下り坂の多いコースで必死に前を追いますが、3位を走る石田選手(愛知製鋼)の猛追で一時は10秒差近くまで差を詰められる場面もありましたが、最後まで諦めない走りで終盤再び後続との差を広げ2位を維持して7区田口選手へとタスキを繋ぎます。

 

ここのところ好調を維持している田口選手は、中部実業団駅伝初出走でしたが落ち着いた走りで後続のチームを寄せ付けず、昨年3位から一つ順位を上げ2位でのゴールテープを切りました。

 

2011中部実業団駅伝       2011中部実業団駅伝

 

2位を守りきりゴールする田口選手(左)と中部実業団選抜(オープン参加)で6区を走る三田選手(右)

 

また、当日は各チームの補欠選手による中部実業団連盟選抜チームが編成され、当チームからは若手の三田選手(6区)と鈴木選手(7区)の2名が出場しました。ともに実業団初駅伝となりましたが、鈴木選手はアンカー7区を区間5位相当のタイムで走るなど良い経験となりました。

 

当日は朝早くからたくさんの応援団の方々にお集まりいただきありがとうございました。皆様の声援の後押しもあり、昨年よりも一つ順位をあげることができました。ニューイヤー駅伝ではさらに上を目指して頑張ってまいりますので、今後とも変わらぬご声援をよろしくお願いいたします。

 

 

【1区区間賞 山本選手コメント】

 

 山本芳弘(2010.04.05)

中部実業団駅伝では大勢の方から力強い応援を頂きありがとうございました。

大会前に調子を落としてしまいましたが、良い流れで次の区間にタスキを繋ごうと後続を引き離すことだけを考えて走りました。何とか区間賞は取れましたが、2位との差をあまり作れなかったのは反省点です。ニューイヤー駅伝ではベストな状態で臨み、チームとしても3年ぶりの入賞を目指して頑張りたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします!

 

 

大会結果・個人記録はこちら

 

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