第4回静岡県長距離強化記録会
11.10.17
大会名:第4回静岡県長距離強化記録会 開催日:2011年10月15日(土) 場 所:静岡スタジアムエコパ(静岡県)
10月15日(土)静岡スタジアムエコパにおいて第4回静岡県長距離強化記録会が開催され、当部からは男子10000mに12名の選手が出場しました。中部実業団駅伝を約1ヶ月後に控えた選手たちは、駅伝シーズンに向けて勢いをつけるために毎年好記録が生まれているこの大会で自己ベストの更新を目指しました。
1組には白栁・山本・椎谷・塩田・ミカ・キベト選手の6名が出場
前日からの雨は落ち着いたものの、少し蒸し暑さが残る中1組目がスタート。
1組目には中部地区実業団チームのエース級選手と数名の日本陸連推薦選手が出場し五輪標準突破を目指すハイレベルなレースが展開されます。
カロキ選手(エスビー食品)が28分切りのペースで引っ張り宮脇選手(トヨタ自動車)らがそれに続きます。
山本、椎谷、塩田選手も必死に食らいつきますが、中盤徐々に遅れ始め苦しい走りとなります。苦しみながらも持ち味の粘りの走りで後半の落ち込みを抑えた椎谷選手は29分06秒でのゴール。
苦しみながらも粘りをみせる椎谷選手(中央)と塩田選手(左端)
自己ベスト更新を目指した白栁、山本、塩田選手は気負いすぎたこともあり目標タイムに届かず悔しい結果に終わりました。
続く2組目には柴田、糟谷、宮城、三田選手の4名が出場。29分切りを目指します。
2組目の選手たちが勢い良くスタート
久しぶりの10000mのレース出場となった柴田選手は、ペースメーカーのジェームス選手(NTN)の後ろにぴったりと位置取りし攻めの走りをしますが、3000m辺りからペースダウンし苦しい走りが続きます。
我慢の走りとなった柴田選手ですが、ラストスパートではしっかりと切り替えができ長期故障からの復活を感じさせるレースとなりました。
積極的な走りを見せる柴田選手 思うように動かず苦しい走りの糟谷選手
糟谷、宮城、三田選手は中盤粘りきれず、持ち味を発揮できないまま30分以上かかってのゴールとなり課題が残りました。
最終3組目には田口、鈴木選手が出場。
ペースメーカー不在ということもありレースは序盤からスローな展開が続き、先頭が牽制しあう状態でなかなかペースが上がりません。29分前半を目指す田口選手には厳しい条件となりましたが、終始集団の前方でレースを進め、最後は持ち前のスピードを活かし後続を引き離して組トップでゴールしました。
鈴木選手は序盤から集団の後方での消極的な走りが続きましたが、なんとか最後まで粘りきり3試合連続自己ベスト更新となる30分33秒でゴール。
今大会、チーム唯一の自己ベスト更新となった鈴木選手
好調を維持し多くの選手が好記録を狙っていただけに悔しい結果となった今大会ですが、1ヵ月後に迫った中部実業団駅伝に向け課題を見つけることができました。
残り1ヶ月でしっかりと修正し、3年ぶりの中部実業団駅伝優勝を目指してチーム一丸となり頑張っていきますので、今後ともご声援よろしくお願いします。
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