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第57回全日本実業団対抗駅伝

13.01.01

第57回全日本実業団対抗駅伝大会
期日:2013年1月1日(祝)
会場:群馬県庁発着(群馬県)

 

 

 

 2013年元旦、第57回全日本実業団対抗駅伝競争大会が群馬県庁を発着とする全長100kmのコースを舞台に開催され、全国の地区予選を勝ち抜いた37チームが駅伝日本一を目指しました。

 

中部地区王者として望んだ今大会、トヨタ紡織陸上部は序盤から積極的なレースを展開しトップ争いを繰り広げると、後半区間の選手も粘りの走りを見せ7位でのフィニッシュ。4年ぶり7度目の入賞を果たしました。

 

 

第57回全日本実業団対抗駅伝(2013.1.1)

 

2013年元旦、群馬県庁前を37チームが一斉にスタート

 

 

1区を走ったのは昨年も同区間で堅実な走りを見せた塩田選手。トヨタ自動車のエース宮脇選手が序盤から飛び出しますが、塩田選手はそれを追わず第2集団で好機を伺います。10kmを29分一桁で通過後、次第に集団が崩れ始め塩田選手もグループの前方をキープ。ラストスパートでも切れのある動きを見せた塩田選手は、先頭からは35秒遅れたものの、4位と同タイムの7位で襷を繋ぎ第1走者の役目を果たしました。

 

 

第57回全日本実業団対抗駅伝(2013.1.1)     第57回全日本実業団対抗駅伝(2013.1.1)

 

スタート直後の塩田選手(左・中央)と2区で区間賞を獲得したパトリック選手(右)

 

 

最短区間の2区は各チームの外国人選手が集結し追い風を受けて熾烈なスピード争いとなりました。序盤からハイペースで前を追うパトリック選手は同時に襷を受けた選手らを振り切ると、前を行くトヨタ自動車に2秒差まで詰め寄る快走。初のニューイヤー駅伝となったパトリック選手でしたが見事区間賞を獲得しチームに勢いをつけました。

 

3区はキャプテン山本選手。良い位置で襷を受けた山本選手は2位をキープし虎視眈々と先頭を狙います。先頭高林選手(トヨタ自動車)の不調を見抜いた山本選手は一気に前に出るとそのまま差を広げトップに立ちます。終盤後続チームの追い上げにあったものの、終始安定した走りでトップを維持しチーム初となる先頭での中継を果たしました。

 

第57回全日本実業団対抗駅伝(2013.1.1)     第57回全日本実業団対抗駅伝(2013.1.1)

 

積極的な走りで先頭に立ったキャプテン山本選手(左)と昨年のリベンジを果たした4区椎谷選手(右)

 

 

最長区間の4区は昨年同区間で区間21位に沈みリベンジに燃える椎谷選手が出走。先頭で襷を受けた椎谷選手は1秒後に中継所を出た中本選手(安川電機)と並走を続けます。昨年は同選手に大きく差をつけられた椎谷選手でしたが、今回は逆に差をつける気迫の走りをみせます。

後ろからきたコニカミノルタ(宇賀地選手)とトヨタ自動車九州(今井選手)にはかわされたものの、最後まで食らいつく粘りを見せ先頭から2秒差の3位で5区へと中継。

 

第57回全日本実業団対抗駅伝(2013.1.1)     第57回全日本実業団対抗駅伝(2013.1.1)

 

5区終盤の松原橋で風に耐える白栁選手(左)と6区田口選手(右)

 

5区の白栁選手はコニカミノルタ(伊藤選手)、トヨタ自動車九州(三津谷選手)とともに先頭集団を形成しますが、向かい風で思うように動かない白栁選手は5km過ぎから徐々に離れ単独走の形に。向かい風と上り坂に苦戦した白栁選手でしたが、終盤も粘りを見せ3位の位置をキープし襷を繋ぎます。

 

6区は昨年も同区間を担当した田口選手。後続のチームの追い上げにあい順位を落としますが、昨年の経験を活かし終盤も大きく崩れることなく5位でアンカー糟谷選手へと中継。2位~6位までが30秒以内に中継し、上位入賞争いはアンカー勝負へと持ち込まれます。

 

第57回全日本実業団対抗駅伝(2013.1.1)

 

7チームによる2位争いは最後の最後までもつれ手に汗握る展開に(糟谷選手:左端)

 

 

7区中盤、2位~6位のチームが一つの集団になると各チーム牽制しあいペースが上がらず、先頭コニカミノルタはトップ独走態勢に、2位集団はラスト勝負の様相となります。ラスト1km地点ではペースが落ちた2位集団に後方集団から追いついてきたSUBARU、トヨタ自動車も合流し7チームによる入賞争いは最後の最後までわからない混戦模様。

ラスト500mからのスパート合戦で気迫の走りをみせた糟谷選手は過去最高順位の5位以内を目指し力を振り絞りますが、惜しくも届かず7位でのゴールとなりました。

 

第57回全日本実業団対抗駅伝(2013.1.1)

 

7位でゴールする糟谷選手

 

 

最後の最後まで勝負がもつれ、2位もありえただけに悔しい結果となりましたが4年ぶりの入賞を果たし次に繋がる結果となりました。

当日は沿道からたくさんのご声援を頂き、またテレビから熱い応援を頂きありがとうございました。

このあとも名岐駅伝(2月3日)、ロードレースなど試合が続きますので、今後ともトヨタ紡織陸上部へのご声援をよろしくお願いいたします。

 

 

総合結果・個人結果はこちら

 

選手コメントはこちら

 

 

 

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